組織も個人も「持続」が不可欠です。
持続とは、昨日の仕事と今日を同じように過ごすことではありません。
昨日より今日の組織や自分が成長し続けるということです。
少なくても、プロジェクトして、チームとして、個人として日々成長し続けるための知恵を出していますか。
AIやロボットが急激に進歩・成長しています。
この進歩は恐らく我々のビジネスにおいても大きく影響するだろうと思います。
つまり、多くの仕事は淘汰されるだろうと思います。
皆さんは日々の仕事において、PDCAを意識して仕事をしていますか。
P:Plan(予め計画や手順を決める)
D:Do(計画や手順に基づき実施する)
C:Check(計画や手順が正しかったのか評価する)
A:Action(計画や手順の改善点を考え次回のために整理・知識集積する)
P:Plan(前回の経験を生かして改善した計画や手順を考える)
これがPDCAサイクル型の仕事のやり方です。
皆さんは、なんとなく昨日と同じやり方で仕事をしていませんか。
常に成長するために重要なのは、Dではありません。Pが最も重要です。
PがないとCが実施できません。
CがないとAが生まれません。Aこそが成長です。このAがないということは、持続的な仕事にならないということです。
たとえ昨日と同じような仕事だとしても、必ず仕事のやり方において1つの工夫を考えてみましょう。
その工夫を実践して、さらに課題を見つけ、次に活かすようにしてみませんか。
これがPDCA型の仕事の進め方です。
私は、皆さんより遥かに長く仕事をしてきました。
その仕事の中で心がけてきたことは、常に仕事を始める前には「何か工夫を考える」
「その工夫を実践してみる」を繰り返してきました。
また、その工夫の際には、常にいろんなテーマについて「あるべき姿」の追求でした。
例えば
- プロジェクト管理のあり方
- 生産管理業務のあり方
- システム開発における品質管理のあり方
- システム開発手順や方法のあり方
- 要件定義の進め方
- テストケースの洗い出し方
- ドキュメントの標準化のあるべき姿
- 仕事におけるムダは何で、勝ちは何か
- 人とのコミュニケーションのあり方
- 欠点の活かし方
などなどです。
いろんな課題を常に見つけ、常に知恵を出す。
この積み重ねが大切です。
いままでなんとなく仕事をしていた方も決して遅くありません。
いまからチャンレンジしましょう。
自分が意識すれば、必ず変化が起きます。