私は40年ほど前に就職した会社はいまで言えばIT企業です。
ビジネスモデルはいわゆる受託開発型企業で、一部でパッケージ開発も行っていました。
当時もこの業界の技術進歩は日進月歩(いまと比べたらとてもゆっくりでしたが・・)でした。
この業界が進歩するだろうとは誰でも予想できました。
しかし、その中で自分はどんな仕事を目指せば、この世界に役に立ち、生き抜けるのかを考えました。その結論は次のものでした。
選択肢1:「コンピュータ寄りの仕事の追求」・「人間寄りの仕事の追求」のいずれを目指すか
選択肢2:「お客様の依頼を受けて進める仕事」・「お客様をリードするような仕事」のいずれを目指すか
下表は我々の仕事の現状を位置付けてみました。
皆さんもご自分の方向性を上記の表に位置付け、自分の生涯続けられるライフワークを目指してください。
次の時代は、AIやロボットの進化や普及、ゲノム解析やPSI細胞の利用拡大により「人は多くの労働や作業から開放される」と言われています。
開放されたあと人はどう生きるのかを問われています。
技術進歩は留められません。近い将来必ずこうした社会になるのでしょう。
社会は進歩により多くの過酷な重労働から人を開放しました。
これからの進歩では、人が机でしている仕事の多くから開放(悪く言えば奪われる)も近いと考えます。
どんな方向でもいいのです。
その中でNo.1を目指す中で、オンリーワンの世界が見えてきます。
自分の目指す方向を定め、一日1ミリの努力を続けることで必ずより生涯の仕事にたどり着くものと確信します。
とにかく、今後も必要な仕事は人が生きている以上「人と関わる仕事」ではないでしょうか。
こうした仕事を極めるためには「魅力ある自分づくり」が大切だと思います。
「自分のライフワークを考える会」でも是非やりたいものですね