皆さんは、左から右へ仕事を片付けられていますか。
私もそうですが、そううまくは行かないものです。
仕事は油断すると、すぐ溜まってしまいます。
会社に居るだけで片付くような仕事はありません。
片付けないと終わらないのが仕事です。

しかし、仕事の中にはいろんなものが混ざっています。
例えば

  • 手順が決まっている仕事と決まっていない仕事
  • 課題のように方向性から考えないと行けない仕事といつもの手順通りに進められる仕事
  • 自分の仕事が終わるのを待っている人がいる仕事と自分だけで完結できる仕事
  • 方向性は決まっているものの書き方やまとめ方に悩む仕事と定形書式のある仕事
  • 他の人と合意しないと進められない仕事と合意後に進める仕事
  • 上司の承認を受けないといけない仕事と自己判断で進め結果報告だけでいい仕事
  • 納期が迫っている仕事と納期が示されていない仕事
  • プレッシャーを感じる人から依頼された仕事と気心知れた人から頼まれた仕事
  • 興味ある仕事と嫌いな仕事
  • いずれの仕事もそれだけなら悩まないものが、重なり合うのが世の常です。

そんなときに、生産性に大きな個人差が生じます。
皆さんは、重なってもテキパキこなせる人ですか。
それともすぐオーバーフローしてしまう人ですか。

長年の人間観察から「オーバーフローする人」には共通的な特徴は、とにかく仕掛が多い(状況を聞くと「ほぼ終わりました」と言う人)ことです。
そして、こうした人は仕事が片付かないだけで、決していい加減ではありません。
多くの時間(その人の貴重な人生の一部)を費やしています。
こうした状況が長く続くとストレスオーバーとなり、メンタルケアが必要になったり、メンタル的な防御策として無意識な思考停止に陥ってしまったりします。

皆さんはこんな状況になっていませんか。
もし、身の回りにそんな人が居たら手を差し伸べましょう。
なぜかって。そうした人はこのメルマガすら読むゆとりがないからです。

手の差し伸べ方
第一歩は、緊急措置的な棚卸しです。どんな仕事を持っているかを聞いてあげてください。聞いている際に決して、意見を言わないでください。ましてや非難などもっての外です。棚卸したものは付箋に書き、ホワイトボードに貼りましょう。それをいっしょに眺めながらできるだけ自力で分類してもらいましょう。付箋には「その仕事の内容と納期」を書きます。

この付箋を眺めながら件数を減らす(つまり仕掛を減らす)観点で優先順位を付けてもらいます。
ここでもアドバイスは、「すぐ終わるものからやろう」の一言です。
どんな重要な仕事であっても無視しましょう。だって、そのままではどうせ終わらないのですから。

そしたら一旦解散します
その簡単な仕事が終わった頃を見計らい、再度付箋を見ながら優先順位付けをします。
これを繰り替えるうちに、重要な仕事もこなせるメンタルに近づいていきます。

皆さんも、これをやれば救世主になれますよ

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