前号でプロジェクトトラブルにおける思考停止のお話を書きました。
今回はこうした思考停止に陥らないようにするための「プロジェクト視力」について書きます。
「プロジェクト視力 」は私が作った言葉です。
調べてもありません。
この視力はプロジェクトのゴールを見極める視力のことです。
皆さんも自身の視力を測定してみてください。
具体的な顧客のシステムのイメージを想像してチェックしてみてください。
- プロジェクト計画の立て方を人にプレゼンできますか
- プロジェクトの進捗管理について プレゼンできますか
- 業務要件定義でやるべきことが見えますか
- システム要件定義でやるべきことが見えますか
- 全体設計でやるべきこと、その手順が見えますか
- ここまでの進捗管理とこれ以降の進捗管理の違いを語れますか
- 機能設計・開発ですべきこと・その手順が見えますか
- システムテストの開始時に揃っているものが見えますか
- システムテストのやるべきことが見えますか
- 稼働する際に揃っていなければならないものが見えますか
- システム移行でやることが見えますか
- 業務移行など本稼働時の様子が見えますか
- 稼働直後に想定されるトラブルが見えますか
- 安定稼働するまでのプロセスが見えますか
- 活用され効果を産む姿が見えますか
- 要件品質についてその意味と予防・向上策を語れますか
- 機能品質についてその意味と予防・向上策を語れますか
- データ品質についてその意味と予防・向上策を語れますか
- 利用品質についてその意味と予防・向上策を語れますか
- 活用品質についてその意味と予防・向上策を語れますか
満点で視力2.0
0.7未満なら眼鏡が必要です。