「改善通信 」 編集長(自称)の清水です。

(発刊の主旨)
製造業では当たり前の改善活動をIT企業の中で定着させたいと考えています。改善活動文化は日本の製造業を強くしました。それに比べ、我々の業界でもシステムという物づくりに関わっていながら、まったくと言っていいほど行われていません。大変残念です。多くの皆さんに改善の大切さを理解していただき、その改善が定着して欲しいと思った次第です。

(改善活動とは)
「改善活動」とは一般的にはムダ取り活動です。
ムダとはお客様からお金の貰えない仕事をいいます。
お金のもらえる仕事を「働き(価値)」
お金のもらえない仕事「動き(ムダ)」といいます。
この「動き」を極小化することが改善活動です。

システム開発の仕事を例に取れば究極的な「働き」にプログラム開発のみかもしれません。
それ以外はすべてムダに属します。

  • 要件定義もムダ
  • 設計もムダ
  • テストもムダ
  • 進捗管理は一番ムダ
  • レビューもムダ
  • 課題管理もムダ

こう書くと反論される人は多いかと思います。何故かと言えば、挙げた仕事はお客様からお金を頂いている仕事だからです。特にIT企業の中でも特にSireのビジネスは、掛かる工数を請求するものです。そのため、お金がもらえるから無駄な仕事ではないことになります。しかし、ここでは究極的なムダについて考えてみたいと思います。

自分たちの仕事を改めて見つめて欲しいのです。これにより、企業はもとより、個人も競争力を付けることができると確信します。

そこで提案したいのは、常に、何が (お客様にとっての) 価値で、何が(お客様にとって)ムダなのかを考えるマインドを身につけて欲しいのです。そして、第一歩が改善活動の実践です。

改善活動の実践とは一歩一秒にこだわり、今より少しでも 一歩一秒良くなるのであれば、すぐ実践してみるという気持ちを持っていただけたら幸いです。

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