「改善通信」の「改善」について思いを改めてお伝えしたいと思います。
もちろん「作業を改善する」という意味なのですが、私のもっと強い思いは「皆さんのマインドを改善する」という意味が大きいのです。
私も、そうですが人は「悩み」とともに生きています。
悩みのない人は一人たりともいません。
「悩み」とは自分の思うようにならないことです。
- 仕事が思うようにならない
- 人間関係が重いようにならない
- 自分の体調が思うようにならない
- お客様が苦手なタイプ
- PMの進め方には納得がいかない
- 運悪く辛い仕事に出会ってしまった
など上げたらきりがありません
思うようにならないことを思うようにすることは困難ですが、
思うようにならないこと糧に、それとの向かい合う際の「自分の心構え」は変えることができます。
心構えが変わると、「物事の捉え方」が変わります。捉え方が変わると目線が変わり「見える光景」が変わります。
「辛い」と思っている仕事の中でも、「成長の糧を見つけようと立ち向かおう」という気持ちを持つことです。
確かに出会った仕事の質や体制、納期など自分では何もできないことが多いのが現実です。
その中でもがき苦しむ人がいるのも事実です。
特に難しいのは、一度「辛い」と思ってしまった仕事の中で、「成長の糧」を見つけるのは簡単ではありません。それには訳があります。辛いと思ってしまうと仕事を下から見上げるような状況になってしまい、成長の糧といった前向きな見方がしにくいからです。そのため、溺れている人を前向きにするには、周りの支えや応援が不可欠です。
ただ、トンネルの先には「悪い運」を変えるチャンスは必ずあります。そのチャンスとは自分の仕事への「臨み方の見直しチャンス」です。
私が皆さんに持っていただきたいマインドとは、仕事に臨む前の心構えです。
仕事は皆さんの人生の多くを締めます。
仕事は皆さんを成長させる場です
自分が「成長したなぁ」と思える場は仕事です
どんな仕事でも望む際に、この仕事で何をトライするか目標やテーマを決めて臨むことが大切です。
目標やテーマを決めて臨んだ結果、改善点が見つかれば、目標やテーマを見直し、再度臨むようにしてください。これを繰り返すと一歩ずつ成長していきます。
どんな仕事でも得るものはあります
どんな人(嫌いな人)でも得るものはあります
皆さんも、是非トライしてください。私は、40年そうしてきました。